チューさんの家庭菜園用具と資材

 家庭菜園での野菜の栽培には、作業に適した園芸用具資材施設が必要です。 ホームセンターでは色々な用具や資材を売っています。 近くに農家があれば、どんな農具が使われているかを見せてもらうのも参考になるでしょう。家庭菜園は規模が小さいので、農家のように動力を必要とする機具はいりません。チューさんも芝生の刈り込みや落葉の粉砕のほかは電動機具を使いません。 以前は農業用パイプハウスを建てていましたが、今はトンネル栽培にとどめています。土質の違いに応じて農具は地域ごとに異なるものがあります。それぞれの土地に合った用具を使いましょう。

栽培用具

 チューさんの家庭菜園で使っている栽培用具をご紹介します。 別段変わった物はありません。ごく普通に使われているものばかりです。

用具の写真 名 称 用 途
鋤簾鍬
(じょれんぐわ)
畝立て・畝の肩上げ
 重い土の場合は、幅の狭い
平鍬の方がよいでしょう。
 
唐鍬
(とうぐわ)
土塊の砕き・株間の中耕
レーキ 畝面のならし
備中鍬
(びっちゅう
ぐわ)
畝の耕起
振り上げ振り下ろすので危険を
伴います。注意してください。
スコップ 畝の耕起・堆肥のばらまき
十能
フォーク
堆肥の掘取りとばらまき
草削り 畝間や周辺の除草
掛矢 杭や支柱の打込み
移植ごて・
手鍬・如露
苗の移植・株間の
中耕・除草・潅水
(ふるい) 苗の用土などの篩い分け
左から8mm目・6mm目
・3mm目・1mm目(微塵篩)
支柱立て
 
キュウリ・ナス・トマトなどの果菜類は草丈が高くなるので、支柱を立てて風に倒されないようにしなければなりません。 また、キュウリやエンドウはよじのぼり茎なので、ネットを張った支柱が必要です。

エンドウの支柱 キュウリの支柱 ナス定植後の支柱 ナス繁茂期の支柱

 
キュウリやエンドウはアルミ製の組み立て支柱を使用し、四隅に杭を打って固定します。ナスやピーマンでは、定植後に株をはさんで短い支柱を斜めに差し込み、成長後は長い支柱を畝幅いっぱいに縦横に組み立てて、枝を紐で吊り上げます。

 トマトは一株ごとに長い支柱を土に差し込んで立て、横や斜めにも立てて全体を補強します。 支柱棒のくくり付けや支柱への株の誘引には麻紐を使います。撤収のとき、はさみで切って散らばっても、いずれは土の中で腐ってしまうからです。
                
 支柱棒
 節竹仕様被覆鉄パイプの長さ種々のものを使います。よく使うのは、
長さ2.4m・径2cm、長さ1.5m・径1.6cm、長さ1m・径1.6cmの3種です。

 菜園用の杭
いぼ竹仕様被覆鉄パイプのものを使います。 よく使うのは、
長さ1.4m・径2.6cm、 長さ1.2m・径1.6cmの2種です。
トマトの支柱 トマトのシルバーマルチ
被覆資材

 被覆資材には、トンネルを覆うものと、畝面を覆うものとがあります。トンネルを覆うもののうち、寒冷紗は日射を少なくしたり害虫や野鳥の食害から守るために使います。ビニールフィルムは主に冬期の保温用です。寒冷紗もビニールフィルムも幅1.8m のものを長さ5m に切って、30cm 間隔に差し込んだトンネル用被覆鉄線の上にかぶせ、両端は地面に下ろして石などで押さえます。

 トンネル用被覆鉄線には、長さ2.4m のものと2.1m のものとがありますが、 チューさんの推奨畝幅では2.1m の方が使いやすいと思います。太さはどちらも4.5mm くらいです。 被覆鉄線を曲げて、物指しで計りながら、畝の両側の土中に30cm 間隔に差し込みます。物指しは左官定規に目盛りを付けて作ります。実景はチューさんの家庭菜園・暦と種苗のページを見てください。
物指し (3.2m) とトンネル用被覆鉄線
 雑草を押さえ、過剰な雨水を避け、雨の跳ね返りによる病気の発生を防ぐために、着色ポリエチレンフィルムを使って畝面を覆うことがあります。黒か緑色のフィルムが普通ですが、上の写真のようなアルミ箔を挟んだシルバーマルチフィルムも使います。光をよく反射するので、同化作用を促進し、アブラムシの発生も抑える効果があります。 

 家庭菜園に使う用具や資材は、種苗会社や各地のホームセンターでさまざまなものが種類多く販売されています。 菜園の広さ・土質・栽培様式に合った品をよく選びましょう。


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